あ~秋が来てしまった。 降ってわいたような今年のお盆、コロナの為手伝いに来れなかった坊さんの穴埋めに急きょ老とるの私がお盆の家庭訪問をすることになり三日で約90軒新潟島を回った
標題は満福寺の掲示板に今日書いた言葉 荷物を車に詰め込み思いだしたのが掲示板を書き換えなければと・・慌てて思いついたのが手紙の季節の挨拶
さて 12年ぶりの家庭訪問は面白かった 変わって分からなかった家や まったく変わらない家でもお参りする人が変わって若手になっていたり 昨夜6:40最後の家では・・お経を始めたら天井に2機ある照明が、交互についたり消えたり始め 1分ほどで真っ暗になった・・蝋燭だけが不気味な炎をゆらしていた・・その家のお婆さんは 慌ててスイッチをいじっていたがつかない・・なにか・・お盆で2年前に亡くなったお爺さんが来たのだと想像して短いお経を終えると・・電気がついた ハハハ笑うしかない・・早々に出た その後の事は知らない
もっとも寂しい死に方は 葬儀に誰もお参りに来ない事だそうで・・日本の高齢者は世界でも友人の少ないほうだそうです。
さてあの世の話は逝ってからの楽しみにして 生きているという実感を大事にしたいものです
今回のお盆も、受けなければのんびりお盆を過ごせたのですが、頼まれることの少なくなったこのごろ、頼まれたことで よしきたと出かけて行って良かった・・マスクと眼鏡で私の事はお経をあげるまで分からない方が多かったが、後ろでお参りしておられる方はこの坊さん誰と思いだすのに大変だったろうと想像している
回っていて感じたことは、時間と共に思いだしてくるという事、この先に抜け道があったがと行ってみるとそのままあった時のささやかな喜び・・若き日の習ったことを今改めて創めると、70年間の実績が新たな道を開いてくれる 自分の歩んできた道が 今自分を導く 映画マトリックス リローゼッとだったか・・・